家庭学習に意欲を 高崎の教育ユーチューバー 臨時休校で生放送
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パソコン(写真奥)のカメラを通し、黙々と入試問題を解く様子を生放送する葉一さん

 新型コロナウイルス感染症対策で小中学校、高校の臨時休校が続く中、授業動画をインターネット上で公開する「教育ユーチューバー」の葉一はいちさん(35)=群馬県高崎市=が、動画投稿サイト「ユーチューブ」で生放送をしている。通常配信している授業と違い、葉一さん自身が勉強する内容だが、毎回1000人以上が視聴。机に向かう姿を見せ、児童生徒の家庭学習を促している。

 「きょうは関西の方で入試が多いのかな。課題やる方は頑張っていきましょう」。午前10時の生放送前、葉一さんは配信用のパソコンのカメラに向かって語り掛けると、本県公立高入試の数学の問題を解き始めた。

 この日の視聴者は最大約1200人。45分間、黙々と解答を記入し、採点する様子が流れる中、コメント欄には「今日は英語頑張ります」「サボろうかなと思ってたけど、(生放送があるので)頑張ろうと思えた」などと続々とメッセージが書き込まれた。

 福岡県で生まれ、明和町で育った葉一さんは館林高―東京学芸大卒。塾講師などを経て、2012年から、小学3年生~高校生向けの算数と数学を中心とした授業を収録して無料配信している。これまで約3300本を公開、チャンネル登録者は83万人を超える。

 政府の要請による一斉休校を受け、今月3日から不定期で生放送を始めた。ホワイトボードを使って授業をする通常のスタイルと変えたのは「授業だと学年が限られてしまう。今回は大きな自習室を作っているイメージ」と理由を語る。

 突然の長期休みに、多くの児童生徒や保護者が学習面の不安を抱えている。「なるべく午前中に勉強し、午後は自由に過ごすのが理想。やるべきことをはっきりさせ、目標に向かってスケジュールを立てて」とアドバイスする。

 次の生放送は21日午前10時からの予定。葉一さんのチャンネルは「とある男が授業をしてみた」(https://www.youtube.com/user/toaruotokohaichi)。

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