「在りし人」 撮影始まる 伊参映画祭シナリオ大賞
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 昨年の第19回伊参スタジオ映画祭でシナリオ大賞(短編の部)を受賞した藤谷東監督(36)の「在りし人」の撮影が、安中市の碓氷峠鉄道文化むらで始まった。展示されている木造の客車を使い、戦後間もない日本の風景を再現した。

 舞台は1950年の日本。地方の養蚕農家の次男、朔治は家を守るため、戦死した兄の嫁、佐代と結婚。親の計らいで1泊の温泉旅行に出掛ける。朔治は、ひそかに思いを寄せていた兄嫁と夫婦になれる喜びと、死んだ兄への罪悪感を抱いていた。映画は、二つの感情のはざまで揺れる朔治の心情を描く。

 朔治役の諏訪珠理さんと、佐代を演じる堀春菜さんは着物姿で登場。藤谷監督からせりふのタイミングや細かいしぐさの指示を受け、淡々と演じた=写真

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