群馬大 全授業をオンライン化 新型コロナ対策で新年度 切り替え
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 新型コロナウイルス感染症を防ぐため、群馬大は26日、新年度の授業を原則として全てオンラインの遠隔授業に切り替える方針を明らかにした。全ての学部と大学院の学生約6400人が自宅のパソコンなどで画面越しに受講する異例の対応となる。群馬県内にキャンパスがある4年制の国公私立大16校のうち、同大など12校が授業開始日を繰り下げる方針であることも分かった。

◎実習時や環境未整備の学生は来学へ
 群馬大によると、遠隔授業に使用するサービスは検討中。道具を使う実習時などのほか、ネット環境が整わない学生がいた場合には、学生同士の距離を空けるなどの感染対策を取った上で例外的にキャンパスに来てもらうことを想定している。

 今後、個々の学生のネット環境などを調べた上で、教員や学生への詳細な説明と設備の準備に取り掛かる。担当者は「特に新入生は全国から集まる。手探りで試行錯誤の部分もあるが、学内で感染者を出すわけにはいかない」と説明する。

◎群馬県内大学 開始日繰り下げは12校
 26日時点で授業開始日を繰り下げる方針なのは群馬、県立女子、県立県民健康科学、高崎経済、高崎商科、高崎健康福祉、共愛学園前橋国際、上武、東京福祉、群馬医療福祉、育英、東洋の12大学。4月上旬の日程を同13~22日へと遅らせ、上武大は調整中。帰国者や全国に帰省していた人が健康状態の経過を確認する期間として2週間程度を確保した大学が多い。

 年間の授業数の調整に加え、年度初めの諸手続きや説明会もあり、各校は対応に追われている。高崎商科大は5月の大型連休に振り替え授業を実施することも検討している。

 入学式は26日時点で群馬大など10校が中止を決めた。高崎経済大は4月21日に延期、他は縮小して行う。新年度の予定について各校とも今後の感染状況などで変更の可能性があるとしている。

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