甘楽町が橋渡し 中国のマスク5000枚 患者数急増のイタリアへ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 

 新型コロナウイルス感染症を巡り、欧州で被害が最も大きいとされるイタリアのチェルタルド市に、中国のハルビン市からマスク5000枚が送られることになった。チェルタルド市から今月中旬に助けを求められた姉妹都市の群馬県甘楽町が、友好交流するハルビン市に橋渡しした。実現が決まったとの連絡が26日にあった。

 チェルタルド市はフィレンツェから南に約30キロ。町によると、市長が茂原荘一町長に「老人施設などで使うマスクがない」と助けを求めたが、町には分けられるほどの備蓄がなかった。

 町から事情を聴いたハルビン市が協議し、赤十字などを介してマスクを送ることを決めたという。

 3市町は昨年11月、友好交流の促進に関する覚書を結んでいる。茂原町長は「困ったときはお互いさま。友達に友達を助けてもらえることになり、とても感謝している」と語った。

 チェルタルド市から相談を受けた後、町内に拠点がある企業からマスク寄贈を受けたため、町はこの一部もチェルタルド市に送る。

 新型コロナウイルス感染症の死者はイタリアが約8000人と最も多く、中国も約3000人が死亡している。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事