《新型コロナ》県立学校再開は5月7日に延期 入学式は予定通り
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 新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、山本一太群馬県知事は2日夜に臨時会見を開き、一斉休校中の県立学校の再開を従来方針の4月7、8日から大型連休明けの5月7日に延期することを明らかにした。入学式については感染防止策を徹底して当初の日程通り実施する。先週末に要請した東京都内への移動自粛については対象を千葉、神奈川両県に拡大し、平日、週末を問わず当面は不要不急の往来を見合わせるよう呼び掛けた。

 山本知事は再開延期の理由として国内外で感染者が急増する現状に加え、マスクや消毒液など校内での感染防止に必要な資材が確保できていない状況を指摘。「学校に感染リスクがあるうちは再開を延ばしてほしいという声は多い」と理解を求めた。

 再開延期の対象は県立の高校、特別支援学校、中等教育学校。市町村立の小中学校、高校について「できれば一律対応が望ましいが、それぞれの市町村長や教育委員会の判断を尊重しなければならない」とした。

◎富岡の60代女性が感染

 県は2日、富岡市に住む60代の女性会社員の新型コロナウイルス感染を新たに確認したと発表した。女性は日本光電(東京都)が同市内に置く事業所に勤務。県は同事業所で確認されている感染者2人との接触の程度を調べている。

 県によると、新たに感染した女性は3月28日~4月1日に37~38度台の発熱やせきなどの症状が確認された。同日に帰国者・接触者外来を設ける医療機関を受診し、2日に感染が判明した。県が行動歴や濃厚接触者などを調査している。

 一方、新型コロナの入院患者について、20人目の感染が判明した1日時点で、1人が回復して退院したことを明らかにした。このほか1人が死亡、1人が他県の医療機関へ転院したため、県内での入院患者は17人となった。このうち重症は3人。

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