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3月に群馬県警が把握した特殊詐欺の被害件数が33件に上り、11件だった2月の3倍に増えたことが3日、分かった。新型コロナウイルスの感染拡大で外出を自粛する高齢者が増え、自宅で詐欺の電話を受ける機会が増していることが背景にあるとみられ、県警は「電話で金やキャッシュカードの話が出たら詐欺を疑って」と呼び掛けている。
県警によると、被害件数は1月8件、2月11件だったが、3月は33件と急増。被害額も2月の約1956万円が3月は約4541万円と2倍以上になった。33件のうち、電話の後で来訪した人物によって封筒内のキャッシュカードをすり替えられ、口座から現金を引き出される被害が15件と、全体の半数近かった。
新型コロナに便乗し、不安をあおる不審な電話も相次いでいる。息子らをかたる電話で「コロナ流行しているけど、体調大丈夫?」などと信用させようとしたり、「還付金を受け取れる期間が延びた」などとうそをついたりする電話もあった。
今月2日には、高崎市内の住宅に「コロナウイルスに関するアンケートに協力してほしい。住所を教えて」などと語る不審な電話があり、高崎署に相談が2件寄せられた。現金の被害はなかったが、同署が警戒を強めている。
県警特殊詐欺抑止対策室の近藤和哉室長は「知らない番号は電話に出ないで、家族内で『電話ではお金の話をしない』などのルールを作ってほしい」と話した。