不安の新学期始まる 広がる小中休校
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高山小では、児童がスクールバスに乗り込む際にアルコール消毒を行い、座席も離れて座るよう指示した=7日午前8時ごろ、高山村尻高

 新型コロナウイルスの感染予防のための一斉休校や春休みが明けた7日、群馬県内の多くの小中学校は新学期を迎えた。ただ、東京圏など7都府県での政府の「緊急事態宣言」を踏まえ、前橋や高崎、桐生など多くの自治体は同日、一転して休校延長を決め、学校現場は対応に追われた。休校が続くことに、子どもへの感染を警戒する保護者には安堵あんどが広がる。一方、学校に行けない子どもの運動不足やストレスを心配する声も強い。

 各地での休校延長に対し、保護者からは理解する声も多く聞かれた。中学生と小学生の3児の母親で伊勢崎市の自営業、加藤淳子さん(44)は「感染症の実態の不透明さや、首都圏での広がりを考えると、どこで感染するか分からない。ほっとした」と話した。
 一方、中学2年の息子と小学2年の娘を持つ看護師の女性(41)=桐生市=は、一斉休校中から面倒を見てくれていた母の負担が続くことが心配という。「休校で感染の不安は減るが、子どもたちはずっと家にいて大丈夫なのか。全く運動できず、かなりストレスがたまるのでは」と不安を打ち明けた。

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