家で外食気分を 県内でSNS開設続々 弁当や持ち帰り情報発信
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前橋街中テイクアウトのフェイスブックページ
 

 新型コロナウイルス感染症拡大で外出自粛が広がり飲食店が打撃を受ける中、弁当や飲み物を持ち帰り(テイクアウト)できる店舗の情報をインターネットで発信する取り組みが県内で盛り上がっている。前橋、桐生、伊勢崎、みどり各市などの地域別にSNS(会員制交流サイト)の専用アカウントが続々と開設。情報が拡散され、「お店のご飯を家で食べよう」と応援する輪が広がっている。

 群馬県内各地のテイクアウトが可能な飲食店をまとめたサイト一覧

◎フェイスブックやインスタグラム… フォロワー急増
 前橋市中心街でそれぞれ飲食業に携わる関口主税ちからさん(38)、青柳美保さん(51)は今月上旬、フェイスブック(FB)ページ「前橋街中テイクアウト(マエテク)」とインスタグラムを開設した。参加店が随時、注文方法や商品説明、画像を投稿する仕組みで、フォロワーは1300人を超えた。

 店舗一覧や地図が見られるアプリも公開、今後は参加店が連携した宅配サービスも検討しているという。青柳さんは「参加店と衛生面や営業許可について話し合いながら展開している。コロナが終息した後もこの団結を生かし、前橋を元気にしたい」と語る。参加する同市荒口町の自然食材店を営む高橋加代さん(52)は「3月末から客足が激減している。大変な思いをしている店同士でつながれるのは心強い」と話した。

 伊勢崎市内では、食のイベントなどを手掛ける「まきばプロジェクト」の秋山麻紀さん(38)がインスタグラム「TAKEOUT☆ISESAKI」で発信する。各店舗の弁当やおでん、ラーメンなど料理の写真を紹介、メニューを見ることもできる。「各飲食店のファンから応援を手伝ってほしいとの要望もあった。紹介を通して、飲食店側への提案になればと思っている」とした。

 「ピンチをチャンスに変えたい」と話すのは、群馬住みます芸人、アンカンミンカンの富所哲平さん(36)。FBページ「いろどりみどりのテイクアウト」を立ち上げ、桐生、みどり両市の飲食店の紹介を始めた。「テイクアウトを気軽に利用し、お店を知るきっかけにしてもらいたい」と呼び掛けた。

 子育て中の母親でつくる「おむすびの会」の沢口一枝さん(43)=桐生市=もFBページ「テイクアウト情報@おむすびの会」を開設。友人である富所さんのページと連携するほか、「ネットで発信していない、昔ながらの定食屋さんの出前なども紹介したい」と意気込む。

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