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新型コロナウイルスの感染拡大で、群馬県内の感染者は12日に確認された11人を加えて90人となった。伊勢崎市の有料老人ホーム「藤和の
山本知事は「急激な感染拡大を抑えられるか極めて重大な局面」と述べ、緊急事態宣言の対象7都府県と「同様の緊張感を持って対応しなければならない」と要請強化の理由を説明した。例示した施設は都の休業要請対象に沿ったもので「感染確率が高い」とした。
県から施設側に休業を要請することは「慎重に影響を見極めながら考える」と現段階では否定。自粛に伴う施設への打撃については「この感染拡大を収めないと中長期的にはもっと大きな経済へのダメージがある」との見方を示した。
県内での外出自粛は7都府県への緊急事態宣言を受け、山本知事が7日から呼び掛けている。病院への通院や生活必需品の買い物は除いており、仕事に関しては改めて企業にテレワークなどの工夫を求め、「自宅で過ごして」と繰り返した。
県も部署単位で在宅組と出勤組の2チームをつくり、県庁内の勤務人数を減らす方針を説明した。県庁入り口に体温検知システムを試験的に設置し、37.5度以上の人に入庁を控えてもらうことも明かした。
主要医師会に1カ所ずつ計12カ所以上を目指す発熱外来は、渋川市内に続き高崎市内に1カ所開設されたと説明。ただ、県は具体的な場所を「現段階では言えない」としている。一方、藤岡市は13日、週内にも公立藤岡総合病院に設置する方針を明らかにした。
12日に感染が確認された11人のうち藤和の苑関係は2人。同施設に関係する感染者は43人となった。県が要請した厚生労働省のクラスター対策班が同日来県し、感染拡大防止策などを指導した。
IHIエアロスペース富岡事業所(富岡市)関係の感染者は12日判明の男性職員3人を含めて6人となり、県は厚労省にクラスター対策班の派遣を要請した。同社によると、6人は同じ職場。
藤岡市では20代の主婦と10歳未満の男子小学生の親子の感染が判明した。
13日のPCR検査で陽性はゼロだった。これまでに感染が確認された90人のうち2人が死亡、8人が退院している。