新型コロナ 6人陽性1人死亡 沼田 感染者担当の看護師3人感染
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 新型コロナウイルスの感染拡大で、群馬県は18日、新たに沼田市の利根中央病院の30、40代の看護師3人を含む6人の陽性を確認し、既に感染が判明していた伊勢崎市の90代男性が死亡したと発表した。看護師は入院した感染者の介助を通じて感染した可能性があるという。同病院は19日から外来や救急、新規入院を休止する。県内の感染者は累計120人(うち5人死亡)となった。

◎専用病棟で感染者を受け入れ…利根中央病院
 県によると、看護師はいずれも沼田市の30代男性と40代女性、30代女性。同病院は今月10日に専用病棟を設け、クラスター(感染者集団)が発生した伊勢崎市の有料老人ホーム「藤和のその」の入居者を中心に、最大10人の感染者が入院していた。専属で対応した看護師11人のうち、この3人に17日までに発熱などがみられ、検体を採取した。

 介護の必要な人が多く、県は食事介助などの直接的な接触を通じて感染した可能性があるとみる。3人の同居家族6人や一緒に働いた看護師8人を濃厚接触者と捉えた。動線などを分けていたため、専用病棟以外の職員や入院患者は現時点で感染の恐れは低いとみている。入院していた感染者は県内の他病院へ移った。

 他に18日に感染が判明したのは既に感染が分かった藤和の苑職員と同居する濃厚接触者の伊勢崎市の10代の男子学生、渋川市の50代の女性会社員、太田市の40代の女性会社員。死亡した90代の男性は藤和の苑の入所者で基礎疾患があった。

 一方、県は14日に玉村町で起きた交通事故を機に感染が判明した20代男性が会社員で、現時点で11人を濃厚接触者として把握したと発表した。内訳は同僚4人と知人1人、事故の相手方1人、救護した住民3人、群馬県警伊勢崎署員1人、伊勢崎市消防本部職員1人。現場にいて立ち去った外国人風の人物は確認できていない。17日判明の感染者2人は容体が安定し、新たな濃厚接触者はいないとした。

 藤和の苑関連では、濃厚接触者の実数は17日時点で感染者59人を除き127人。16日判明した60代の男性看護師(桐生市)について、県は同市の篠原クリニックで夜勤に入った日が発症前の11、12日としていたが、11日はなかったと訂正した。

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