新型コロナウイルス 太田記念病院の看護師含む4人感染 2人死亡
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太田記念病院

 群馬県と高崎市は23日、太田記念病院(太田市)の40代男性看護師を含む4人について、新たに新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。クラスター(感染者集団)が発生した有料老人ホーム「藤和のその」(伊勢崎市)に入居していた90代女性と80代男性の死亡も明らかにした。看護師の感染確認を受け、同病院は24日から外来や救急搬送、新規入院患者の受け入れなどを当面休止する。県内の感染者は累計138人(うち11人死亡)となった。

◎救急外来で検体採取を担当
 県などによると、同病院の男性看護師は太田市在住。他に感染が確認されたのは、同市の40代男性と、藤和の苑の関係者で伊勢崎市の60代男性、高崎市の飲食店経営の70代男性。

 同病院によると、男性看護師は救急外来の診察室で新型コロナの疑いがある人の検体採取を主に担当していた。病棟や一般外来などでの勤務はなかった。

 高度な救急医療を担う同病院での感染確認を受け、県は県内の他病院や栃木、埼玉両県に対し、患者受け入れの協力を要請した。県によると、同病院は年間、救急約1万4800人、外来約3万9000人、分娩約600件に対応している。

 高崎市によると、飲食店経営の男性は、22日夕に店内で倒れ、搬送先の医療機関で肺炎が確認された。基礎疾患があり、集中治療室(ICU)に入っている。

 一方、県は22日に陽性が判明した利根中央病院(沼田市)関係の50代男性は、利根沼田保健所管内に住む同病院の診療放射線技師と発表。12日に防護具を着け、新型コロナ患者の病室で胸部エックス線を撮影した。専従ではなく、同日以外に患者への対応はなかったという。同病院関係の50代女性については同保健所管内に住み、既に感染が判明した女性看護師の家族だと明らかにした。

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