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群馬県藤岡市の関越道で乗客7人が死亡、38人が重軽傷を負った高速ツアーバス事故は29日、発生から8年を迎えた。今年は新型コロナウイルス感染防止のための外出自粛で、多くの遺族が事故現場直下に設けられた献花台での追悼を断念。事故発生時刻の午前4時40分に合わせ、遺族を代表する形で群馬県警巡査長の山瀬俊貴さん(27)=前橋市=が静かに手を合わせた。
事故で母の直美さん=当時(44)=を亡くした山瀬さんは、北陸から足を運べず残念がる遺族らの思いも胸に、花や飲み物を供えた。「事故を風化させないように、終息したら他の遺族にも来てほしい」と話す。
昨年8月に長女が誕生し、大切なものが増えた。県警交通機動隊での任務も変わり、今月から本格的に白バイでの交通違反の取り締まりに当たる。「取り締まりを通じ、(ドライバーに)二度と違反しないという気持ちになってもらいたい。一瞬にして奪われる命の大切さを伝え、事故で苦しむ人を減らしたい」と力を込めた。
現場近くの観音寺には犠牲者の名前が刻まれた供養塔がある。献花台や供養塔を前に、広瀬雅敏名誉住職(74)と福島昭弘住職(35)が線香を手向けて読経した。