前立腺がん予約停止 群馬大の重粒子線センター 新型コロナ対応
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 新型コロナウイルス感染症への対応で、群馬大重粒子線医学センター(前橋市)は特に患者が多い前立腺がんの重粒子線治療の初診予約を一時停止した。他の部位のがんは、引き続き予約を受け付ける。前立腺がんも予約済みの治療は予定通り行う。

◎「治療の遅れ 影響は生じない」
 新型コロナの感染拡大に伴う今後の動向が流動的であることを踏まえ、「患者への連絡業務などを、対応可能な人数にするため」と説明している。先月20日から停止している。

 同センターによると、前立腺がんの初診予約は8月中旬まで埋まっている。重粒子線治療が必要な人はまず、薬によるホルモン療法を半年程度行うため「今のところ治療の遅れなどの影響は生じない」としている。

 重粒子線治療は、重粒子線(炭素イオン)をがんに照射する放射線療法の一種で、国内で提供できる施設は少ない。同センターでは月40人程度の前立腺がん患者に対応している。

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