今こそ創作を 今秋の伊参スタジオ映画祭 シナリオ大賞作品募集
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「コロナで大変な時だからこそ生まれる物語がある」と応募を呼び掛ける岡安実行委員長(右)

 今秋に開催予定の第20回伊参スタジオ映画祭(同実行委員会主催、中之条町、上毛新聞社共催)で、実行委員会は15日、「シナリオ大賞2020」の作品募集を始める。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、各地の映画館が休館となったり、作品上映が延期されたりするなど映画業界が打撃を受ける中、創作活動を続ける人たちを応援する。岡安賢一実行委員長は「大変な今だからこそ、作り出せる物語があるはず」と力を込める。

 シナリオ大賞は、創作の場を提供して若手映画人を育てることが目的で、2003年の第3回映画祭から開催。大賞受賞作は中之条町周辺で撮影し、翌年の映画祭で初上映される。これまでに、32本のシナリオが映画化されてきた。

 募集するのは上映時間30~60分を想定した中編と、10~20分の短編の2部門。審査員は映画監督の篠原哲雄さんや歴代の受賞者らが務める。各部門で1作品ずつ大賞を選び、中編は100万円、短編には50万円が贈られる。映画祭で授賞式が行われる予定。

 新型コロナウイルス感染拡大防止対策で、創作の参考として中之条町を訪れることがないよう呼び掛ける。応募作品は従来の文書での提出は認めず、データでの送付に限定する。

 また、大賞受賞作は翌年の映画祭で上映することが条件となっているが、新型コロナの状況次第で撮影などが困難な場合も想定されるため、完成が遅れることを容認することにした。

 岡安実行委員長は「ステイホームが叫ばれる中、これまでは応募してこなかった人にも創作に挑んでほしい」と話している。

 締め切りは6月27日。詳しい応募要項などは同映画祭ホームページに掲載している。第20回映画祭の開催の可否については夏ごろに判断する予定。

 問い合わせは同実行委員会事務局(電話0279-75-8848)へ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事