外出自粛のさなかに… 県外から登山の男性 妙義山で滑落し重傷
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 13日午後0時半ごろ、群馬県富岡市妙義町諸戸の妙義山で、登山中だった東京都世田谷区上馬、衆院事務局職員の男性(59)が滑落し、腰の骨を折るなどの重傷を負った。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、政府は都道府県をまたぐ不要不急の外出自粛を求めていた。

 富岡署によると、男性は1人で入山し、タルワキ沢登山道の岩場を下る途中に足を滑らせ、約10メートル下に滑落したとみられる。登山届は出していなかった。衆院事務局によると、男性は同日は有給休暇中で、12日は勤務し、14日も出勤予定だった。

 本人から電話で助けを求められた妻が、妙義神社に連絡し、同神社が119番通報した。埼玉県の防災ヘリに救助され、前橋市の病院に搬送された。

 衆院事務局によると、男性は同日は有給休暇中で、12日は勤務し、14日も出勤予定だった。事務局は職員の行動に関し「それぞれの常識の判断に任せていた」とした上で、「不要不急の外出自粛が求められる中での事故は非常に残念」とコメントした。事実関係の確認後に処遇を決める。

 県山岳連盟の幹部によると、4月20日に山岳4団体が登山自粛を求める共同声明を出し、大型連休中の県内登山者は例年より少なかったという。

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