ダム観光へ地域の味 「八ツ場ふるさと工房」が完成
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 八ツ場ダム(群馬県長野原町)建設に伴う水没地区の振興策として町が建設していた町林地区の農林産物加工施設「八ツ場ふるさと工房」=写真=が完成し、一部で稼働を始めた。隣接する道の駅「八ツ場ふるさと館」で販売しているパンの生産能力が拡大したほか、地域産品を使った新たな加工品づくりの拠点ともなる。

 施設は鉄骨平屋建てで床面積約430平方メートル。パンや乳製品、干し芋、菓子の加工室を設けたほか、食品関係の教室や催しが開ける交流スペースがある。

 運営は、町内事業者でつくる加工組合「農産物加工施設八ツ場ふるさと工房」(組合長・篠原茂八ツ場ふるさと館社長)が担う。

 道の駅には年100万人が来場。花豆パンや八ツ場ダムカレーパンなどが人気で、繁忙期には生産が追い付かなかったという。道の駅内では1日600~700個のパンを製造していたのに対し、工房では3000個製造できるため、他社に卸すことも可能になった。

 地域からは新商品の開発についても期待されており、篠原組合長は「加工品づくりで地域の活性化につなげたい」と話す。

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