電車立ち往生 目隠しテントで簡易トイレ 消防が設置 上信電鉄
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車内に張られた簡易トイレのテント(読者提供)

 群馬県高崎市佐野窪町の烏川に架かる橋の上で11日夜、事故のため約1時間20分間立ち往生した上信電鉄の普通電車の車内にテントが広げられた。車両にトイレ設備がなく、警察や消防の活動中は車両の移動ができなかったため、高崎市等広域消防局が目隠し用に張ったテントの中に簡易トイレを設置した。

 乗り合わせたという男性によると、はしごを使って車内に入った消防局の関係者が乗客に安否を尋ねた際、トイレに行きたいという要望があり、テントとトイレが持ち込まれた。設置から間もなく電車が動いたため、実際に用を足した人はいなかったという。

 男性は「渋滞時などに使う携帯トイレを持ってくるのかと思っていたので(大きさに)驚いた。他の乗客は『何だあれは?』という表情をしていた」とした。

 消防局によると、災害現場にトイレがない際に消防関係者や市民の利用を想定して、簡易トイレとテントを一部の消防車両に積んでいる。担当者は「近年使ったという話は聞いたことがない」としている。

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