指導項目減らさず 群馬県教委が小中統一基準 夏休み10日短縮
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 

 新型コロナウイルスの感染拡大が抑制されれば6月1日から群馬県と34市町村(南牧村は既に再開)が所管学校を再開するのを控え、県教委は25日、小中学校の本年度の指導内容を全県で平準化するため、学習指導要領にある項目を減らさずに扱うとする統一的な基準を市町村に示した。夏休みを10日ほど短縮して授業日に振り替えつつ、限られた時数で軽重を付けて教えてもらう。

 県教委は県立高校の2021年度入学者選抜の試験範囲から特定の単元を削ることは現状では考えていないとした上で「生徒の不利益にならないよう配慮はしたい」とした。

 基準では、市町村立学校が年間指導計画を見直す際の各教科の具体的な目安を示した。扱う項目は減らさない一方、授業時間については、主要5教科などを本来の7割、生活科を6割、総合的な学習や道徳を3割にそれぞれ減らすことを提案している。

 県教委は、6月前半が分散登校であることや、前学年の補充的学習が生じること、第2波で再度休校も想定されることなどを踏まえたと説明。単元を組み合わせたり、扱う例題を減らしたりと工夫しながら、特に次学年に影響する事項を確実に指導するよう求めた。

 前橋、渋川、富岡の各市などは25日までに、夏休みを10日ほど短縮すると発表している。7月下旬を授業に振り替えるところが多い。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事