岩政氏「新しい挑戦」 部全体を強く 上武大サッカー部 アドバイザー就任 元日本代表DF
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上武大サッカー部のアドバイザーに就任し、就任会見を行った岩政氏(右)と植木監督
鹿島や日本代表でプレーし、チームを支えた岩政氏(写真は2011年6月のJ1山形―鹿島戦)

 上武大サッカー部アドバイザーに元日本代表DF、岩政大樹氏(38)が本年度就任し、伊勢崎キャンパスで26日、記者会見した。来季には現場の指導スタッフに就く予定で、「新しい挑戦が始まることに、わくわくしている。サッカー人として、ここでの経験は大きなものになる」と意気込みを語った。

 岩政氏は187センチの長身や判断力を生かしてセンターバックとして活躍、J1鹿島で3度のリーグ優勝を支えた。2018年の引退後は解説や執筆を行い、競技に対する論理的な思考法が注目されている。

 現在は、Jリーグ監督も務めることができる国内最高位の指導者資格、S級ライセンスを取得中。東京都内の高校も指導しているため、今季は非常勤で学生へのアドバイスや選手勧誘に協力するという。来季は現場指導とともに、教員としても教壇に立つ予定で「今後のサッカー部の在り方に関わっていければ」と話した。

 同部は1969年創部で部員190人。北関東大学リーグに所属している。09年にカテゴリーが一つ上の関東大学2部へ昇格したが翌年降格し、再昇格は果たせていない。

 就任に当たり、昨年設立された大学スポーツ協会(UNIVAS)の創立パーティーで岩政氏の講演を聴いた上武大関係者がオファーを出したという。植木繁晴監督は「Jリーグや海外サッカーの経験者がアドバイザーになることはスタッフや選手にも刺激になる」と期待を込めた。

 今後は関東大学2部、1部へ昇格することがチーム目標。岩政氏はサッカーを通じた育成にも触れ「コーチングやマネジメントなどを学生全体で取り組み、トップチームだけでなく、部全体を強くする。プロ選手を目指してもいいし、そうでない選手にはサッカーを通じて学んだことを社会に生かしてほしい」と期待した。

 いわまさ・だいき 1982年1月、山口県生まれ。東学大―鹿島―BECテロ・サーサナ(タイ)―岡山―東京ユナイテッド。J1通算290試合35得点、J2は82試合10得点。2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会代表。国際Aマッチ8試合出場。

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