私が選ぶ「今年の漢字」達成感、挑戦つづる 若い世代 前向きに
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今年の漢字に選んだ「広」の字を示す森田さん

 1年の世相を表す日本漢字能力検定協会の「今年の漢字」に「北」が選ばれた。これにちなみ、文化やスポーツなど群馬県内各分野で活躍した人たちにも1年を象徴する1文字を考えてもらった。県民が歓喜した上野三碑の「世界の記憶」登録にちなんだ「憶」や、将棋界の新星の躍進に刺激を受けて「将」が挙げられた。「新」しいことに挑戦し、世界を「広」げた若者たちの前向きな言葉も並んだ。

「創」大沢正明知事(71)
 八ツ場ダムの堤体工事の本格化、上武道路の全線開通、特別支援学校の整備、コンベンション事業の推進など、将来に夢と希望を抱くことのできる郷土の創生に取り組んだ1年だった。

「広」少年の主張全国大会で「国立青少年教育振興機構理事長賞」受賞 森田愛美さん(15)=太田南中3年
 普段できない経験をし、話す機会のない人とも出会えた。自分の世界が広がったと実感した一年だった。新たなきっかけをつかんでもっと前向きに過ごせるように、今後もいろんなことに挑戦していきたい。

「新」ミス・アース・ジャパン4位入賞 成田美織さん(25)=前橋市
 世界的な美の祭典、ミス・アース・ジャパンの群馬大会でグランプリを受賞、全国大会で4位入賞した。新しいことにチャレンジし、新しい場所に住み、新たなスタートを切った年。ここから積み重ねていきたい。

「謝」タイガーマスク運動の先駆け 河村正剛さん(44)=前橋市
 昨年12月に名前と素顔を公表後、前橋市がふるさと納税を活用した支援策を打ち出すなど賛同の輪が広がり、感謝でいっぱいだ。多くの人の協力があったから実現できた。これからも活動を広げていきたい。

「自」美術家 白川昌生さん(69)=前橋市
 4月に県立近代美術館の企画展に朝鮮人労働者の追悼碑を模した作品を出展したが、同館の要請で撤去された。各地で表現の自由をめぐる問題が起きている。美術館が自立し、本来の役割を果たしてほしい。


「憶」上野三碑世界記憶遺産登録推進協議会長 横島庄治さん(78)=高崎市
 10月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)「世界の記憶」に登録された「上野三碑」の登録運動をけん引。県民にとって大切な記憶である遺産をよみがえらせた。活用すれば“億”の財産を生むかもしれない。

「築」漫画家 井田ヒロトさん=高崎市
 原作の「お前はまだグンマを知らない」がドラマと映画で実写化されたことで、群馬を築く礎石の一つになれた。地域の若者による新しい活動の積み重ねが人を育て、未来の群馬を「築いて」いくのだと思う。

「将」手芸の全国大会でグランプリ 茂木梓鶴(しづる)さん(10)=群馬大附属小4年
 小さな輪ゴムを使った編み物「レインボールーム」の全国コンテストでグランプリを受賞した。中学生棋士、藤井聡太四段が将棋の道を究めようとする姿に日本中の人が感動した。私も見習って手芸に励みたい。

「覚」群馬イノベーションアワード2017で大賞受賞  奥谷哲郎さん(17)=中央中等教育学校5年
 ビジネスの知識をたくさん覚えた。自分は何が好きで何が嫌いか、どんなことが得意で、どんなことが苦手なのか、自覚が芽生えた年だった。来年、シリコンバレーでプレゼンテーションできるのが楽しみ。

「越」巨人からドラフト8位指名 湯浅大さん(17)=健大高崎高3年
 センバツは右手首を骨折し、打席に立つことはなかった。夏は県準優勝。いろいろなことを乗り越えた年だった。プロ入りの壁は越えたが、この先にはたくさんの壁がある。全て乗り越えて行く決意を込めた。

「圧」インターハイ陸上男子400メートル障害で連覇  白尾悠祐さん(18)=農大二高3年
 周囲の期待に応えたいと思う一方、本当に連覇できるのかと不安を抱えながら日々練習していた。これまで感じたことがないプレッシャーだったが、その分、優勝できた時はうれしかった。

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