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7~10月に収穫される群馬県産夏秋キャベツの2019年の出荷量は23万6000トンで、都道府県別で全国1位だったことが28日までの農林水産省の集計で分かった。記録が残る1970年産から50年連続の日本一。県産夏秋ナスの19年出荷量も4年連続で1位だった。
◎新型コロナによる人材不足はほぼ解消
夏秋キャベツは2位の長野県(5万8100トン)、3位の北海道(4万3000トン)を大きく引き離した。出荷量は国内の5割以上を占め、販路は首都圏だけでなく全国各地に広がっている。
嬬恋村を中心とした高地で栽培が盛んだ。長年にわたり首位を維持していることについて、JA嬬恋村は「生産者一人一人の努力のたまもの。これからも産地を守っていきたい」とした。
同村では新型コロナウイルスの影響で、農作業を担う外国人技能実習生が来日できなくなったが、外部人材を募集し人手不足はほぼ解消したという。現在、キャベツ農家は苗を植える作業を迎えている。
7~11月に収穫される夏秋ナスは平野部から山間地まで県内各地で栽培されている。県産の19年の出荷量は1万6600トン。2位は茨城県(1万3600トン)、3位は栃木県(9790トン)だった。
県によると、収穫後の選別や箱詰めなどを行う選果場をJAが整備して農家の生産が効率化。出荷量は09年と比べ5000トン増えた。
県はキャベツやナスを含む8種類の野菜を重点品目に位置付け、生産振興に力を入れている。蚕糸園芸課は「消費者や県民へのPRも充実させる」としている。