自然減が過去最大 「令和婚」影響? 婚姻は増加 人口動態調査
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 出生数と死亡数の差で表す群馬県の人口の自然減は2019年に1万1353人と過去最大の減少幅となったことが5日、厚生労働省の人口動態統計(概数)で分かった。死亡数が出生数を上回る自然減の状態が続き、人口減少に歯止めがかかっていない。一方、結婚したカップルの数は前年より150組多い8238組で5年ぶりの増加。5月に元号が変わったことにちなむ「令和婚」が影響したとみられる。

 死亡数は前年より317人増えて2万3254人で戦後最多となった。一方の出生数は1021人減の1万1901人で過去最少。人口1000人当たりの出生数を示す「出生率」は0.5ポイント下がり6.3%となった。

 女性1人が生涯に産む子どもの推定人数「合計特殊出生率」は0.07ポイント下がり1.40だった。関東では最も高かったものの、全国では31番目だった。

 19年5月に結婚したカップルは1349組だった。同じ年の別の月(452~960組)や前年5月の606組に対して、目立って多かった。群馬県の少子化対策を担当する県生活こども課は「いわゆる令和婚が影響して増えたのではないか」とみる。ただ、中長期的に見れば婚姻数は減少傾向が続き、10年前の09年からは2割近く減った。

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