シープドッグショー危機 伊香保グリーン牧場が継続へ支援募る
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支援を呼び掛ける丸山さんとショーに出演中のニュージーランド・ハンタウェイ

 伊香保グリーン牧場(群馬県渋川市)で牧羊犬5頭のうち2頭が今月までに病死や寝たきりとなり、人気イベント「シープドッグショー」の開催が危ぶまれている。新型コロナウイルスの影響で経営に打撃を受ける同牧場は、牧羊犬の購入費に充てようと、クラウドファンディング(CF)での資金募集を始めた。2頭の購入費用を含む180万円が目標。担当者は「無理のない範囲で支援をお願いしたい」と呼び掛けている。

◎新たな牧羊犬購入へ資金募る
 シープドッグショーは放牧されたヒツジを牧羊犬が柵の中に追い込む。同牧場ではこれまで、大声でほえて多くのヒツジをまとめる役割の「ニュージーランド・ハンタウェイ」3頭、ヒツジを目で威嚇しながら誘導する「ストロング・アイ・ヘディングドッグ」2頭の2種計5頭を飼育していた。ところが、今月までにニュージーランド・ハンタウェイ2頭が死んだり、寝たきりになったりした。3頭での運用を余儀なくされ、通常休日4回のショーを2回に減らしたり、ショーの構成を変更したりして対応している。

 一方、同牧場は新型コロナの影響による臨時休業に伴い、書き入れ時の4~6月の営業がほぼ中止に。特に5月の売り上げは前年同月比98%減となり、牧羊犬の購入資金を賄うことが困難になった。

 資金が集まれば牧羊犬2頭を新たに購入し、従来通りの規模のショーを維持したい考え。動物の餌代や防疫検査の費用などにも充てるという。

 入社1年目の飼育員、丸山馨夢かぐむさん(20)は「シープドッグショーを見たことが入社のきっかけ。一日も早く牧羊犬を動かせるよう努力しているので、支援を頂けるとありがたい」と話している。

 支援は1口3000円から。金額に応じてシープドッグショーの鑑賞券や同牧場の入場チケットなどの返礼がある。7月31日までCFサイトのキャンプファイア( http://camp-fire.jp )で受け付けている。

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