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乗客乗員520人が犠牲となった群馬県の日航ジャンボ機墜落事故現場「御巣鷹の尾根」(上野村楢原)の管理人、黒沢完一さん(77)らは12日、尾根で最も多くの墓標が並ぶスゲノ沢に犠牲者への思いを込めた鎮魂の風車約200本を飾った。
事故の風化防止を訴える有志団体「御巣鷹の事故を忘れない会」の井上育代さん(57)=伊勢崎市=がボランティアで協力した。
2人は登山道の手すりに設置台を取り付け、青や黄、ピンクなどの風車を並べた。昨年の台風19号(令和元年東日本台風)で風車の一部が破損や流失をしたため、昨年より30本ほど少ない。
井上さんは遺族が高齢化していることに触れ、「県民として事故を風化させないための活動に今後も関わっていきたい」と話した。
風車の飾り付けは2010年、遺族が頂上付近の「昇魂之碑」の前で始め、15年からはスゲノ沢に場所を移した。黒沢さんは「遺族らが慰霊に訪れる限り、風化防止につながる活動を続けていく」と力を込めた。