成長と旅を記録 渡良瀬遊水地のコウノトリ ひな2羽に足輪
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コウノトリのひなに、個体識別用の足輪を取り付ける関係者=12日、栃木県小山市(小山市提供)

 群馬県との県境に位置する渡良瀬遊水地で5月末ごろに誕生した国の天然記念物コウノトリのひな2羽に対し、栃木県小山市などは12日、足輪を取り付けた。個体を識別し、今後各地に飛来していった場合に行動を記録していくのが目的。2羽は順調に育てば、8月中旬にも巣立つ見込みだ。

 足輪の取り付けは、専門家のいる兵庫県立コウノトリの郷公園(同県豊岡市)に依頼。船越稔主任飼育員らが高所作業車に乗り、高さ約12.5メートルの「人工巣塔」からひなをすくい上げ、性別を調べるために血液と羽毛も採取した。10日程度で性別が判明する。ひなの体重は4000グラムと4500グラムだった。

 板倉町ではたびたびコウノトリが目撃されており、町は2年ほど前からコウノトリなどが描かれた婚姻届を配布している。担当者は「(親鳥とひなの)4羽が多くの人に幸せを運んでくれればうれしい」と話している。

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