20代2人が新型コロナ 玉村の女性はクラスター発生の劇場で観劇
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 群馬県と高崎市は13日、いずれも20代で、玉村町に住む保育教諭の女性と高崎市に住む携帯電話ショップ店員の男性の2人が新型コロナウイルス感染症の検査で陽性と判明したと発表した。女性はクラスター(感染者集団)が発生したとみられる東京・新宿の劇場「シアターモリエール」を5日に訪れ、観劇していた。

◎携帯ショップ店員の男性は抗原検査結果で確認 県内初
 県内での感染確認は累計157人(うち19人死亡)となった。

 県によると、女性は伊勢崎市の認定こども園「二葉こども園」に勤務。劇場での感染拡大を報道で知り、11日に帰国者・接触者相談センターに相談した。12日に検体を採取し、13日にPCR検査で陽性が確認された。

 女性は発熱やせきなどの症状がなく、6日から11日正午まで勤務していた。保健所は同居の1人を濃厚接触者として把握しており、さらに濃厚接触者の確認を進めている。同園は14日から当面の間、臨時休園することを決めた。

 同劇場では、6月30日から7月5日まで舞台「THE★JINRO イケメン人狼アイドルは誰だ!!」が上演された。主催者は12日までに出演者や観客ら計30人の感染が確認されたと公表している。

 一方、男性はさいたま市内のショップに勤務。県外の友人1人が濃厚接触者として確認されている。8日から喉に違和感があり、11日から発熱があった。13日に高崎市内の帰国者・接触者外来を受診し、その場で抗原検査を受け、陽性が判明した。抗原検査での陽性確認は県内初。

 前橋市は、成田空港検疫所(千葉県)の12日の検査で、同市在住の未就学女児が陽性と判明したと発表した。同所の検査で10日に陽性が判明した高崎市の30代のフィリピン国籍女性と合わせ、両市は13日、それぞれの濃厚接触者が検査で陰性だったと発表した。

◎尾瀬サミット中止 4年ぶり 新型コロナを考慮
 群馬、福島、新潟の3県知事らが集い尾瀬の保護や利用について考える尾瀬サミットについて、主催する尾瀬保護財団は13日までに、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、今年の開催を中止することを決めた。9月上旬に群馬県で開く予定だった。

 財団によると、尾瀬サミットには3県などの関係者約120人が参加する見込みだったが、「3密」を避ける対策が難しいと判断した。尾瀬サミットが中止となるのは台風が接近した2016年以来4年ぶり。

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