水害に備え操作確認 玉村の烏川で国交省と地元区長らが共同点検
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 

 台風や大雨などによる水害に備えるため、国土交通省高崎河川国道事務所は16日、玉村町川井の烏川左岸にある洪水や浸水リスクが高い区域で、県や町、気象台の担当者や地元の区長ら計約40人と共同点検した=写真。川沿いを回り、重要水防箇所や水防倉庫などを確認した。

 新玉村ゴルフ場クラブハウス(同町)の周辺約1キロを徒歩で巡った。木材をはめ込んで堤防下の通路からの浸水を防ぐ「川井陸閘りっこう」や、土のうなどの資機材を備蓄する「川井倉庫」を確認。烏川とつながる水路への逆流を防ぐため、ゲートを下げて閉鎖する操作の手順も確かめた。

 同事務所の担当者は、台風19号(令和元年東日本台風)時に発生した町内の被害状況について説明。九州を中心に大きな被害をもたらした今月の豪雨を例に挙げ、「地元でも水害が起こる可能性はある。有事の避難行動に役立ててほしい」と訴えた。

 同町川井の区長、吉田和美さん(67)は「親から約70年前に発生したカスリーン台風による水害の恐ろしさをよく聞いた。今回学んだことを地域住民に周知したい」と話していた。




【お知らせ】アプリ「上毛新聞AR」をインストールしたスマホやタブレットをこの写真にかざすと動画を見ることができます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事