データ化公開 浅間噴火資料 供養碑の分布など 「防災に役立てて」 嬬恋郷土資料館
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浅間山噴火に関連する石造物の情報をまとめた「災害記念碑デジタルアーカイブマップ」

 天明3(1783)年の浅間山大噴火で埋没した旧鎌原村の出土品などを展示している嬬恋村の嬬恋郷土資料館(関俊明館長)は噴火の資料をデータ化し、ネット上で公開を始めた。国立研究開発法人防災科学技術研究所(茨城県つくば市)と連携、「災害記念碑デジタルアーカイブマップ」と題し、噴火に関連する各地の石碑など、長年の調査で蓄積された情報を地図上に落とし込んだ。過去の教訓を踏まえて、防災意識を高める狙いがある。

 浅間山噴火による被害は甚大で広範囲に及び、「泥流到達の碑」など、後世に教訓を残そうと建てられた碑もある。犠牲者の遺体が利根川下流域まで流れ着き、供養碑や地蔵が設けられた例もあった。これらの石造物は関館長が会長を務める「天明三年を語り継ぐ会」が10年以上前から調査を進めており、本県のほか、長野、埼玉、東京、千葉の5都県で178基が確認されている。

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