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群馬大大学院理工学府の藤井雄作教授らの研究グループは28日、新型コロナをはじめとするウイルスの侵入や自身からの排出をほぼ完全に遮断できるフルフェースヘルメット型マスクの試作2号機「自由外出マスク」を開発したと発表した。マスク内に冷房機能を持たせ、バックパック部分を小型化した。藤井教授は「実用化したい」と意気込んだ。
◎10分の1まで小型軽量化が可能 「実用化したい」
他に、空気の流量や内圧を増大させたほか、手を突っ込んで顔を触れるようにヘルメット部分に手袋を内蔵した。
ヘルメット内の圧力と空気の流量を制御するセンサーやポンプを備えたバックパック部分は、腰に着けられる形状に変え、サイズを一回り小さくした。冷房装置などを導入したため2号機では重量が増えたが、装置やバッテリーの種類を替えれば10分の1程度まで小型軽量化できるという。
試作機を装着した同大大学院の橋本誠司教授は「1号機より涼しく快適。強力なポンプにして音が大きいため、防音対策を考えたい」と話した。
商品化は未定だが、藤井教授は「一般市民に普及させ、新型コロナ問題を解決したい」としている。
同グループは藤井教授、橋本教授、同大大学院の田北啓洋助教で構成する。