2部制・フェースシールド 渋川市が新しい様式での成人式開催発表
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成人式に向けて試作した手持ちタイプのフェースシールド。今後、改良を重ねるという

 本年度の成人式について、群馬県渋川市は3日、新型コロナウイルスの感染防止のため、午前午後の2部制で来年1月10日に開催すると発表した。出身中学別に二つに分け、会場の密集を避ける。感染症の完全な終息が見通せない現状では、対策を施した新しい様式での式典を前提に準備する必要があると判断した。マスクの着用を基本としながらも、「晴れの日」の化粧や髪形に配慮し、マスクの代用として手で持つなどして使える透明のフェースシールドも配る予定だ。

◎晴れの日を安心して参加できるように 太田、桐生も分散開催検討
 市教委生涯学習課によると、本年度の対象者は744人(7月27日時点)。過去5年の平均では、対象者の8割に当たる約660人が参加している。感染防止のため、会場の市民会館大ホールの収容人数が定員の50%(555人)に制限されることを想定し、2部に分けることを決めた。

 新成人の代表20人で構成する運営委員会を7月17日に開き、正式に決定した。時間や中学校の振り分けは今後、詰める。

 成人式では振り袖などでの参加が多い。運営委員会前の同課の打ち合わせで、「メークや髪形など、この日のための特別な装いにマスクの着用は抵抗があるのでは」との意見が出た。マスクに取り付けるフェースシールドを開発して市内の学校に寄付した「シェリー」(同市有馬)に相談し、頭や顔に装着せずに手で持つタイプを試作。今後、改良を重ねてより使いやすくし、式当日に全員に配るという。

 同課の島田志野課長は「一生に一度のこと。安心して参加してもらえるようにしたい」と説明。感染症の状況が好転した場合でも混乱を避けるために2部制は維持するとした一方で、感染が拡大し会場が使用できなくなった場合などは中止の可能性もあるとした。

 成人式を巡っては、太田市が従来の2部制での実施を3部制に変更することを検討。桐生市は2部制を含めて対応を検討している。例年8月に実施する嬬恋村は今年は中止とし、草津、高山両町村は8月開催を来年1月に延期する。

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