群馬県戦没者追悼式は規模縮小して実施 国歌斉唱は音源のみ
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 新型コロナウイルス感染症の影響で規模縮小を検討してきた県戦没者追悼式について、県は4日、国歌斉唱を行わず音源を流すなどの対策を取って行うと発表した。戦後75年が経過して遺族の高齢化が進む中、高齢者は感染した場合の健康被害のリスクが高いことから、十分な対策を講じて追悼の場を設ける。

 県国保援護課によると、例年は式の序盤に行う国歌斉唱は、飛沫ひまつ感染防止のため行わない。会場入り口で検温し、座席間隔は2メートル程度空ける。消毒液を配置し、マスクの着用を求める。県指針に基づく警戒度は現在1だが、今後の感染状況により2以上に引き上げられた際は開催しない。

 遺族や来賓など参列者も限定し、昨年度の約1700人から113人に絞る予定。遺族は12市と各郡部から4人以内とし、66人が参加する見込み。昨年度の約1000人から大幅に減らす。県議は来賓として全員参列していたが、正副議長らに限る。

 一方、縮小開催される全国戦没者追悼式について、加藤勝信厚生労働相は、動画投稿サイト「ユーチューブ」の同省公式チャンネルで中継すると明らかにした。インターネット中継は初めて。県国保援護課によると、参列予定の本県遺族は昨年度の102人から3人となる。

 県と全国の式典はいずれも15日に行われる。県式典の会場は前橋市のALSOKぐんまアリーナ。

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