【新着】業界の繁栄祈る
▼小島に橋を架けたような地形の先端に立つ色鮮やかな社殿、羽を休めるハクチョウ、背景には雪をかぶった富士...
2011年、東日本大震災による自粛ムードや風評被害による観光業への影響は計り知れないものでした。同年の...
群馬県を拠点に活動するご当地アイドルグループ「あかぎ団」の創立時からのメンバー。2年前に目が見えなくな...
群馬大大学院理工学府の奥寛雅教授らの研究グループは7日、焦点が異なる複数の画像を同時に撮影できる技術を開発したと発表した。静岡大の川人祥二教授らの研究グループとの共同研究で、製造ラインでの部品検査を効率化できるほか、カメラのオートフォーカス機能に替わるものとして、実用化が期待される。
◎製造ラインで利用 オートフォーカス機能の代替なるか
焦点を4カ所設定でき、高速で移動する焦点が設定箇所に来た時、0.01秒間に計約2800回のシャッターを切ることで、異なる4種類の画像を同時に撮影できる。
製造ラインの画像検査に利用すれば、高さの違う部品が流れても焦点が合わないという問題は起きない。オートフォーカス機能も不要で作業速度も上がる。
撮影後に焦点を修正する技術はこれまでにもあったが、コンピューターによる合成処理などが必要だった。奥教授は「コンピューターを介さず、カメラ単体で複数の焦点を撮影できる技術は世界初。より速く、調整も容易。実用的な技術だ」と話した。
すでに、企業と実用化に向けた話し合いを進めているという。