「命の尊さ再確認」 医療倫理学ぶ看護師・星野さん
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「医療に携わるからこそ、人の命の大切さに鈍感になりたくない」と話す星野さん

 乗客乗員520人が犠牲となった日航ジャンボ機墜落事故現場となった「御巣鷹の尾根」(上野村楢原)には、遺族以外も慰霊に訪れる。看護師として長年医療現場に立ち、現在は都内の医科大大学院3年で医療倫理などを学ぶ星野瑞穂さん(39)=みどり市=もその一人。7年ほど前から尾根を繰り返し訪れ、命の尊さを見つめ直している。

 星野さんは桐生短大(現桐生大)を卒業後、手術室などの医療現場に立ち、その後は一刻を争う処置が求められる救急外来に従事した。
 慰霊登山のきっかけは、命と向き合う日々の業務で医療倫理について疑問を抱き、安全とは何かを考え直す出来事と直面したことだった。墜落直前の機長らの声が入った音声を聞く機会があり、彼らが死力を尽くした瞬間に思いをはせたという。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事