伊勢崎、桐生で県内史上最高の40.5度を観測 熱中症で38人が搬送
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かき氷を販売する桐生市堤町の氷販売店、桐洋。涼を求め、家族連れが訪れていた
 

 群馬県内は11日、高気圧に覆われて各地で気温が上昇、最高気温が伊勢崎、桐生で全国1位となる40.5度に達した。今年の全国最高を上回るとともに、2007年8月に館林、1998年7月に上里見(高崎)でそれぞれ観測された県内史上最高(40.3度)も更新した。伊勢崎、桐生を含め、県内6カ所で地点ごとの観測史上最高を記録するなど全域で猛烈な暑さに見舞われた。

◎「外はとにかく暑い」 8月の史上最高気温の更新も
 前橋地方気象台によると、同日の最高気温はほかに、全国4位となった館林が39.9度、同5位の前橋が39.8度、西野牧(下仁田)が39.2度、上里見が38.9度など。全13地点で今年最高を記録した。桐生、伊勢崎のほかに地点ごとの観測史上最高を更新したのは西野牧、沼田、中之条、草津。前橋、上里見は8月の史上最高を更新した。

 記録的な暑さについて、気象台の担当者は「連日、高気圧に覆われ気温が上昇したことに加え、朝の最低気温が下がりきらず、気温が再び上昇したため、厳しい暑さになった」と説明する。

 猛暑で体調不良を訴える人も続出。各消防によると、11日午後6時までに男女計38人が熱中症とみられる症状で救急搬送された。安中市の畑で倒れていた90代女性や、館林市で墓参りしていた70代男性が重症と診断されたほか、伊勢崎市でソフトボールの試合をしていた女子高生が不調を訴え、病院に搬送されるなどした。

 全国最高気温を記録した伊勢崎市の70代女性は「外はとにかく暑い。10分といられない。水分をまめに補給するようにしたい」と汗を拭っていた。

 県内は12日も高気圧に覆われ、気温が上昇する見込み。上空に湿った空気が流れ込むため、午後は雨が降るとみられる。熱中症の危険性が高いため、気象台は適切なエアコンの使用などを呼び掛けている。予想最高気温は前橋36度、みなかみ30度。

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