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ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャを支援するため、群馬県館林市の小学生らが25日、クラウドファンディング(CF)で資金調達を始めた。この日は、ロヒンギャがミャンマーの隣国バングラデシュに避難するきっかけとなった治安当局との衝突から丸3年の節目。在日ビルマロヒンギャ協会(同市苗木町)で行われた会見で、アウン・ティン副会長(52)は「(CFは)本当にうれしい、ありがたい」と笑顔で話した。
◎鉛筆やノート代など10万円 10月まで募る
目標金額は10万円。鉛筆やノート、サッカーボールなどを購入し、難民キャンプで過ごす子どもたちに贈る考えだ。
資金調達に取り組む小学生は4人。いずれもぐんま国際アカデミー初等部(太田市)に通っている鈴木聡真君(6年)と妹の杏さん(4年)=館林市、
館林市内に多く住むロヒンギャに関心を持った鈴木君らは6月、アウンさんを訪問。「難民キャンプにいる6割が子ども」「学校に行けず勉強ができない」といった悲惨な状況を聞く中で、CFによる支援を思い付いたという。
会見で、鈴木君は「僕と同世代のロヒンギャの子どもたちの生活が少しでも良くなれば」と支援を呼び掛けた。アウンさんは、小学生の取り組みに謝意を示した上で、「ロヒンギャは独立を望んでいない。平和に生活することを望んでいる」と強調した。
CFの募集期間は10月25日まで。プロジェクト名は「ロヒンギャ難民キャンプの子ども達に生きる希望を届けたい!」(https://camp-fire.jp/projects/view/300050)。