《新型コロナ》群馬県内で新たに16人陽性 確認累計400人超える
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 新型コロナウイルス感染症の検査で、群馬県と前橋、高崎両市は26日、新たに男女16人の陽性が判明したと発表した。県内での感染確認は累計408人(うち19人死亡)となり、400人を超えた。前橋市内のホストクラブで起きたクラスター(感染者集団)関連だけでなく、感染経路が分からないケースが増え、陽性者の増加ペースに歯止めがかからない状況だ。

 県と前橋市が前橋中心街で行う集中的な検査で、検査結果が出た49人のうち3人の陽性が分かった。同じ飲食店に勤める20代の男女と、別の飲食店従業員の30代女性。集中検査での陽性確認は初めて。

 前橋市の80代女性は、熱中症の疑いで救急搬送されたが、抗原検査で感染が判明した。同居家族1人と搬送先の医療機関職員8人が濃厚接触者と判断された。

 同市の90代男性は、クラスターが発生したホストクラブ「CLUB Rey(クラブ レイ)」から波及した濃厚接触者。22日のPCR検査で陰性だったが、発熱などの症状が出て、26日の抗原検査で陽性と判明した。

 このほかは高崎、伊勢崎、太田の3市と渋川、富岡の両保健所管内で、10~60代の男女11人。渋川保健所管内の30代女性は、吉岡町の歯科医院「エース歯科」のパート従業員で、勤務先の関係者6人を濃厚接触者として把握している。

 累計の感染確認は今月17日に300人を超え、その後9日間で400人に達した。県は市中感染が広がりつつあるとして、「『3密』を避け、新しい生活様式を守ってほしい」と呼び掛けている。

◎きょう対策本部会議で県指針見直し議論

 県は27日、新型コロナウイルス感染症の対策本部会議を開き、県民の行動基準や警戒度の判断について定めた県指針の見直しを議論する。現在は2としている警戒度が妥当かも検討する。

 新規感染者の増加などを受け、県は15日に警戒度を1から引き上げた。これに合わせ、山本一太知事は現在の医療体制などを踏まえて県指針を見直す方針を示していた。

 県は25日に開いた専門家チームの会議でも、指針の見直しについて意見を求めている。

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