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鉄道の町として発展してきた群馬県安中市松井田町横川の歴史を伝えていこうと、市地域おこし協力隊の後藤圭介さん(25)が旧JR信越線横川―軽井沢間(通称・碓氷線)に機関車が走っていた頃の写真などを集め、デジタル化する作業に取り組んだ。「当時を思い出すきっかけにしてほしい」と話している。写真はウェブサイトで公開している。
碓氷線は1997年9月、長野新幹線(北陸新幹線)の開業に伴い廃止となった。全国屈指の急勾配区間で、専用の補助機関車「EF63(ロクサン)」が碓氷峠越えで活躍した。横川は運行拠点だった横川運転区や職員宿舎などがあり、当時は鉄道関係者らで地域全体がにぎわった。
デジタル化した写真は国鉄OBから寄せられた。80年代から廃線となった97年までに撮影された約600枚。碓氷線廃止当日の横川駅で鉄道ファンらが別れを惜しんでいる姿をはじめ、運転区に整列するロクサン、廃止翌日に行われた閉区式の様子を撮影した写真も含まれている。
高崎市出身の後藤さんは協力隊員として、碓氷峠鉄道文化むらで働きながら地域資源を掘り起こす活動をしている。「埋もれさせてはいけない地域の歴史。鉄道が走っていた昔のにぎわいを思い出してほしい」と話した。
写真は、市観光機構が運営する廃線ウォーク公式サイトの「信越本線の歴史」で見ることができる。