高崎のパン職人・大沢さん 「世界一の味」都内で勝負
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
東京都世田谷区にオープンした「コム・ン」
大沢秀一さん

 群馬県高崎市出身のパン職人、大沢秀一さん(34)が、東京都世田谷区にパン店「コム・ン」を開店した。2018年に同市内のプレハブで開業し、昨年秋には世界最高峰の大会で日本勢初の優勝を果たした。パン作りの腕と「一つ一つ真面目に作る」という純粋な思いを磨き続け、都内での挑戦を決めた。大沢さんは「パンで幸せな気持ちになってもらいたい」と意気込んでいる。

 実家は旧吉井町のパン店。世界的に活躍するシェフの西川功晃さんが経営する神戸市の「サ・マーシュ」で働いたのがきっかけで、17年にパン作りの世界大会「モンディアル・デュ・パン」で日本代表のサポートメンバーに。2位となり、「自分の手で世界一を」と思うようになった。

 18年2月、高崎市の喫茶店の敷地内にプレハブの工房を構えて腕を磨いた。客との世間話を新商品のヒントにした。昨年10月、技術と味が評価され、悲願の優勝をつかんだ。口コミで広まり、店舗前には連日行列ができた。今年に入ってテレビ番組でも取り上げられ、知名度がさらに上昇。環境は目まぐるしく変わった。

 東京で勝負することを決め高崎の店を昨年末に閉店し、拠点を都内に移した。春から開業準備を進め、8月中旬にようやく開店にこぎ着けた。住宅街で駅にも近く、近所の客らでにぎわっているという。営業は午前7時~午後6時。火、水曜定休。東急大井町線九品仏駅前で、自由が丘駅からも徒歩圏内。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事