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新型コロナウイルス感染拡大に伴い前橋まつり(10月10、11日)が中止となったことを受け、ウェブ上で前橋まつりを開催するプロジェクト「Webで前橋まつり2020」が動きだした。市民や市出身者の有志が8月下旬に実行委員会を結成し、準備を進める。特設サイトで、前橋まつりに関する動画を会員制交流サイト(SNS)に投稿するよう呼び掛けているほか、一つの映像にまとめて10月10日にウェブで配信しようと、だんべえ踊りの動画を募っている。
台風19号(令和元年東日本台風)の接近を受けて中止となった昨年に続き、前橋まつりは2年連続の中止となった。会場で披露されるだんべえ踊りの普及に力を入れてきた伊東研一さん(62)=同市城東町=は「ただ中止で良いのか。何か別の形で開催できないか」と複雑な気持ちをSNSに記すと、思わぬ反応が返ってきた。
「前橋まちなかチャンネル」として中心街などの映像を動画投稿サイト「ユーチューブ」で発信している知人の石原隆行さん(48)=同市西片貝町=が「みんなで盛り上がり、来年の前橋まつりが待ち遠しくなるような企画を」と協力を申し出た。2人とつながりのある3人も加わり、実行委員会を組織。趣旨に賛同した山本龍市長も実行委員長就任を快諾した。
ウェブでのまつりでは、だんべえ踊りや山車、みこしなど前橋まつりに関する動画を「♯前橋まつり2020」を付けてユーチューブやツイッター、インスタグラムに投稿してもらう。アップされた動画をウェブ上で共有し、市民にお祭り気分に浸ってもらうのが狙いだ。
このほか、自宅などでだんべえ踊りを踊る動画(5分以内)を無料通信アプリ「LINE」などで募り、それを一つの映像にまとめて、開催予定日だった10月10日午後7時から「前橋まちなかチャンネル」で配信する。番組中には、同時間帯にツイッターで「♯まえばし」と一斉につぶやいてもらい、SNS上での話題づくりも目指す。
伊東さんは「お祭りのわくわくするような気分を少しでも多くの市民に味わってもらい、この年ならではの思い出を刻んでほしい」としている。
だんべえ踊りのデモ動画など、プロジェクトの詳細は特設サイトhttps://sites.google.com/view/maebashimatsuri2020/へ。