「密に連携し孤立防いで」 困窮者支援で情報交換
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生活困窮者の自立に向けて意見交換した会合

 新型コロナウイルスにより経済の先行きが不透明な中、生活困窮者の自立相談を巡る研修会と情報交換会(県社会福祉協議会主催)が7日、前橋市の県社会福祉総合センターで開かれた。各地の社協や自治体の担当者ら計28人が集まり、引きこもり支援などに関する情報を交換した。

 県社協の戸塚一則常務理事はあいさつで「コロナ禍で離職や減収への相談対応に追われる中、地域の関係者と密に連携し、相談者の社会的孤立を防ぐ必要がある」と指摘した。

 ひきこもりUX会議(東京)の林恭子代表が講演し、自身の引きこもり経験を基に、当事者目線での支援が重要だと指摘。就労ありきではなく、本人に合わせた支援や当事者の居場所が求められるとした上で「女性やセクシュアルマイノリティーに配慮した支援も意識してほしい」と訴えた。

 質疑応答では「引きこもりの人たちをどう見つけるか」といった質問が出た。林さんは「イベントや講演会で参加のハードルを下げたり、当事者の居場所をつくったりすることが有効」などと持論を述べた。

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