SNS中傷相談窓口 精神面の支援も 10月末にも
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 会員制交流サイト(SNS)などインターネット上の中傷や差別に苦しむ人を減らそうと、群馬県は早ければ10月末にも専用の無料相談窓口を設ける。10日発表した本年度一般会計9月補正予算案に人件費などとして400万円を盛り込んだ。県によると、都道府県が単独でこうした窓口を設けるのは珍しいという。

 相談は電話と電子メール、対面で平日の日中に受け付ける予定。専属の相談員がまず対応し、必要に応じて弁護士ら専門家が証拠保全や投稿の削除、加害者特定のための手続きなどについて助言する。精神面の支援もする。中傷を書き込んでしまった側の相談も可能という。

 県生活こども課は「表現の自由は保障されているが、何でも許されるわけではない。少しでも被害者の心をケアして平穏な日常に戻れるようにしたい」とした。

 SNS上の中傷を巡ってテレビ番組に出演していた女子プロレスラーが死去したとされる問題を受け、国も制度改正に動いている。県は被害者支援に関する都道府県初の条例の制定準備を進めており、その一環で窓口を開設する。

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