《新型コロナ》24人が陽性 伊勢崎や東毛 市中感染に警戒
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 新型コロナウイルス感染症の検査で、群馬県は12日、新たに24人の陽性が判明したと発表した。日ごとの発表人数としては、有料老人ホーム「藤和のその」(伊勢崎市)関連の陽性者が多数確認された4月11日(35人)に次いで多い。24人のうち6人は、クラスター(感染者集団)が発生したとみられる日本発条群馬工場(太田市)に勤務していた。10月1日から、政府は観光支援事業「Go To トラベル」に、東京都を追加する方針だが、さらなる感染拡大を誘発する恐れもあり、県内でも対策徹底が課題となる。

 県内での感染確認は累計541人(うち19人死亡)となった。新たに陽性が確認された24人のうち、感染経路不明者は8人。県は伊勢崎市や東毛地域で市中感染が広がりつつあるとみて、警戒を強めている。

 厚生労働省などによると、全国的な感染第2波は「東京発」で大阪や福岡、沖縄など各地に広がっていったことが、ウイルス遺伝子の分析で判明しており、Go Toへの東京追加に慎重な見方もある。

 県によると、同工場で新たに陽性が判明したのは20~50代の男女で、同工場関連の感染確認は計14人となった。12日は42人を検査した。県は残る工場関係者96人の検体採取を進める。

 太田市職員の感染も確認された。県や市によると、職員は社会福祉法人監査室に勤務する50代男性で、6日に発症し、9日以降は勤務していない。窓口業務ではなく、濃厚接触者として把握されているのは同居家族3人のみ。同室に勤務する職員4人を経過観察のため1週間ほど出勤停止とする。

 市は12日に本庁舎1~3階のフロアを消毒した。当面の間、同室がある2階の他部署の職員を2班に分け、在宅と通常出勤の分散勤務とする。2階フロアへの一般市民の立ち入りは禁止する。

 このほかに感染が発表されたのは桐生、伊勢崎、太田、館林の4市と大泉町の10代未満から60代までの小中高校生を含む男女17人だった。

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