県産絹でマスクシート 保湿性や抗菌効果 大阪の東洋紡糸工業
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 カシミヤ紡績の東洋紡糸工業(大阪府忠岡町)が、群馬県産シルクを原料にしたマスク用抗菌シート「INFIL(インフィル)」=写真=を開発、販売を始めた。肌に当たる1層目にシルクを取り入れ、2~4層目もすべて天然由来の繊維を使用。優れた保湿性や抗菌効果が期待でき、環境負荷に配慮した生分解性も特徴としている。

 原料にしたシルクは、碓氷製糸(安中市)が生産する繭糸の束「シルクトウ」。複数の繭糸をより合わせて引く生糸と違って糸同士が抱合されておらず、絹紡糸などに加工される。東洋紡糸は、独自技術でシルクトウを綿状に加工。シートの原料に選んだ理由を「国産であること。それに加えて今後、日本の養蚕業発展に尽くしていくことに伴い、碓氷製糸にも貢献したい思いがあった」とした。

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