クロスワードクイズで特殊詐欺防げ 群馬県警が高齢者対象キャンペーン
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
県警が作成した「特殊詐欺クロスワードクイズ」

 高齢者を中心に被害が後を絶たない特殊詐欺被害防止に役立ててもらおうと、群馬県警は20日までに、「特殊詐欺クロスワードクイズ」を作成した。設問を解きながら手口や被害防止策を学べる仕組み。正解者に抽選で不審電話撃退に役立つ装置などを贈る65歳以上を対象にしたキャンペーンも21日から展開する。県警は「楽しみながら特殊詐欺被害を防ぐ知識を学び、警戒意識を高めてほしい」と効果に期待している。

 クロスワードは22の設問で構成。隙を狙ってキャッシュカード入りの封筒をすり替える手口、調査などを装い事前にお金の管理方法や家族構成を聞き出す「予兆電話」といった増加傾向にある犯行形態の知識を学ぶことができる。

 県警生活安全企画課によると、県内で1~8月に確認された被害は前年比19件減の130件。被害額は計2億4540万円に上っている。特に3~5月に被害件数の増加が目立ち、新型コロナウイルスの影響で、高齢者らの在宅率が高まっていたことが一因とみられている。

 キャンペーンは被害が集中する65歳以上の県民が対象。正解者から抽選で、通話を録音すると相手に伝えて不審電話に備える対策装置計10台と、買い物などで使えるエコバッグ計100枚を贈る。クイズは県警のホームページに掲載されているほか、県内15署でも配布している。

 設問から導き出したキーワードをはじめ、住所、氏名、年齢、電話番号をはがきに記入して応募する。募集期間は21~30日(当日消印有効)。宛先は、県警生活安全企画課特殊詐欺防止対策室(〒371-8580 前橋市大手町1-1-1)。

 問い合わせは同課(027-243-0110)へ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事