新型コロナの外出自粛期間 DV相談が2.7倍228件に 前橋市
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 新型コロナウイルス感染症予防のための外出自粛期間(2~5月)に、前橋市へ寄せられたドメスティックバイオレンス(DV)の相談は228件で、前年同期比2.7倍となったことが分かった。緊急事態宣言の解除後は減少したものの、再び件数が増加傾向にあるとして、市は「DV被害を抱え込まないで」と相談を呼び掛けている。

 市によると、世帯主と別居するDV被害者から国の特別定額給付金を受け取れるかについての相談が約100件あった。そのほか、在宅勤務で仕事が減ったことや外出できないことよるストレスで同居する男性からのDVが深刻化したとの相談も多かった。男性からのDV被害の相談も寄せられたという。

 前年同期の相談件数は83件だった。2019年度は年間308件で、新型コロナによる生活環境の変化が影響し、急増した形だ。給付金の相談は一段落したものの、再びDV相談が増えているという。

 市生活課は「暴力だけでなく、言葉による精神的DVもある。一人で抱え込まず、気軽に相談してほしい」としている。相談、問い合わせは前橋市DV電話相談(電話027-898-6524、平日午前9時~午後5時)へ。

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