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渋川市伊香保町伊香保の休業中の温泉旅館「油屋旅館ホテル紅葉」が全焼した火災から一夜明けた22日、群馬県警渋川署と渋川広域消防本部は現場を実況見分した。同署などによると、午前9時から約6時間半にわたり、全焼したホテルと隣接する建物を調査した。2階の客室部分が激しく燃えていることが判明したが、出火場所や原因の特定には至っておらず、同署などが引き続き調べる。
◎出火当時は電気やガスなど通らず 出入り口は施錠
連休中に多くの観光客でにぎわう温泉街で火災が発生したことを受け、現場近くの土産店の女性従業員は同日、「伊香保には老朽化している空き旅館があり、たばこの不始末などでも大きく燃え広がりかねない。不特定多数の人が往来する町なので不安を感じる」と話した。
同ホテルは長期間にわたって営業しておらず、関係者によると、過去には建物内を出入りする不審な人物の目撃情報もあった。
同ホテルを経営していた「ホテルニュー伊香保」によると、今年1月に「建物内に出入りしている人を見た」など、不審者に関する情報が周辺の旅館などから寄せられた。社員らで建物を確認したところ、施錠していた玄関のドアが開けられていたという。
出火当時、出入り口は施錠されており、電気やガス、水道は止められた状態だった。ニュー伊香保では、必要に応じてホテル紅葉の周辺を小まめに警戒しており、直近で不審な人物の目撃情報はなかったという。