AIが手続きを案内 前橋市役所1階ロビー 高崎健大と実証実験へ
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記者会見でAIによる案内システムを実演する高崎健康福祉大の中村さん

 窓口の混雑緩和や業務の効率化を図ろうと、前橋市は10月5日から、高崎健康福祉大と連携し、人工知能(AI)を活用した案内システムの実証実験に取り組む。窓口付近に設置するモニターやタブレットに話し掛けると、画面内の女性キャラクターが目的を聞き取り、必要書類を確認しそれぞれの窓口に誘導してくれる仕組み。非接触型の上、混雑による密集を回避できる利点があり、新型コロナウイルス対策としての効果も期待される。実験後は窓口以外での活用も目指す。

 実験は市役所1階ロビーで実施する。ロビーにはマイナンバーカードの申請や、同カードを使った交通弱者向けのタクシー運賃助成制度「マイタク」の登録、マイナポイントの手続きを一体にした総合支援窓口を設けているが、今月始まった国のマイナポイント事業などの影響で混雑時に1時間程度の待ち時間がある。AI案内システムを活用することで、待ち時間の短縮や職員の作業効率の向上、来庁者の3密回避を図る。

 実験開始から3週間は、市職員や同大の学生がキャラクターを操作して応対する。実際の会話などから得られたデータを基にシステムを再構築し、11月16日からAIが自立して案内できるようにする。

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