果樹園周辺に防犯カメラ 盗難対策で高崎市 養豚農家にも補助
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 群馬県内で相次ぐ果物の大量窃盗事件を受け、高崎市は、被害の目立つ榛名地域の果樹園周辺に防犯カメラを設置する方針を決めた。不審者の目撃情報や窃盗被害の報告があった際、警察などに情報提供する。開会中の市議会9月定例会に、関係費用約500万円を盛り込んだ補正予算案を追加提案する。

 設置場所は盗難が続いた果樹園周辺の19カ所の路上などを予定している。高崎署や生産農家の代表者らと協議して選んだ。24時間映像を記録し、被害が確認された場合は関係機関に迅速に情報提供する。今後の被害状況を見ながら、同地域以外への設置も検討する。

 富岡賢治市長は「果樹を栽培する農家を苦しめる犯罪者を、いち早く捕まえられるよう対策を講じたい」と狙いを説明している。

 果物と同様に県内で相次ぐ豚の窃盗被害の対策として、防犯カメラの購入費補助も始める。半額程度を補助する県の支援策と合わせ、残りの養豚農家負担分を市が補助する方針だ。希望する農家は実質負担なく導入できるようにする。

 榛名地域では8月下旬以降、ナシやブドウの大量窃盗被害が相次ぎ、同署や農家、JAが連携して24時間体制でパトロールを行うなど警戒を強化している。

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