CSF 車や動物媒介か 農林水産省チーム 衛生管理不備を指摘
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 群馬県高崎市内の養豚場で発生したCSF(豚熱)について、感染経路を調べていた農林水産省の疫学調査チームは7日、野生イノシシ由来のウイルスが、車両や野生動物を介して養豚場に侵入した可能性があるとの分析結果を公表した。養豚場の衛生管理に不備があったほか、豚の異常の把握が遅れたことも問題視した。農水省は県に対し、再発防止に向け、対策の徹底を農家に指導するよう通知した。

 CSFの発生した養豚場では、離乳や肥育、繁殖の段階に応じて豚の飼育エリアを分けている。このうち離乳エリアでワクチン未接種の子豚が感染した。調査チームは、衛生管理上の不備として、餌を搬入する車両の消毒や、豚舎ごとの長靴の交換などが不十分だったことを挙げた。また、養豚場はイノシシの侵入防護柵を設けていたものの、カラスやネコ、ネズミなどは侵入が容易だったとも指摘した。

 こうした状況の中、周辺でCSFに感染したイノシシの確認が相次いでいたことから、調査チームはイノシシ由来のウイルスが、出入りする車両や、野生動物を介して入り込んだ可能性があるとした。

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