「感染予防 発信を」 ブラジル総領事が来県 大泉で意見交換
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コミュニティーリーダーに語り掛けるブラジルのリマ・ネト総領事(右)

 新型コロナウイルスの感染拡大防止への協力を呼び掛けるため、ブラジルのジョアン・デ・メンドンサ・リマ・ネト総領事は8日、大泉町の文化むらを訪れ、群馬県内のブラジルコミュニティーの代表者ら16人と意見交換した。

 9月以降、東毛地域を中心に外国籍とみられる住民に感染が広がったことを受け、ブラジル人と日本人が協力することを確認するために開いた。冒頭、同町の村山俊明町長が、これまでの感染者の推移や外国人に向けた広報活動などを紹介した。その後、リマ・ネト総領事や参加者らが自由に意見を出し合った。

 終了後、リマ・ネト総領事は「新たな感染が広がらないように、コミュニティーの代表者に予防の発信をお願いした」と述べ、今後「皆さん頑張りましょう」とのメッセージを記したバッジを作る考えも明かした。9日にはブラジルのコミュニティー向けに、今回の意見交換の様子を会員制交流サイト(SNS)で配信するという。

 参加した同町の旅行業、塩脇アルナルドさん(49)は「マスクを着ける、アルコール消毒薬を使うといった基本から始めることが重要。スタートしないことには何も変わらない」と話した。ブラジル総領事館の評議員で、イベントの企画や運営などを手掛けるプロモーションブラジル(同町)の幕田マリオ代表取締役CEO(47)は「ブラジル人は文化としてパーティーやバーベキューが好き。我慢できない人もいるので、あらためて自粛を呼び掛けたい」と語った。

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